無意味なことなんてない
三連休、二日目。
珍しく夜中に目が覚めることなく、朝を迎えた。
それなのに何故か体を起こすことができず、昼前までベッドの中で過ごした。
休日でも自分のやりたい事やらないといけない事を、朝からテキパキとできる人が家族にいると、自分はなんて無意味な過ごし方をしているんだろうと思う。
思えば昔から兄弟や親戚の人と比べられ、自分の思い通りにならないと全否定してくる親に、コントロールされながら育ってきた私。
いつの間にか自分も人と比べながら生きるようになっていた。
そして、人にもそれを求めていた。周りの常識や固定概念に囚われ、でもその通りにできない自分に、勝手に生きづらさを感じていた。
歳を重ねるにつれ、前ほど生きづらくはなくなったが、自分軸のようなものがなく、自己肯定感も低いまま、たまに誰の人生を生きているんだろうと思う時がある。
これって、家庭環境からくるものなのか、それとも発達障害傾向にあるからなのか。。
人生に楽しさを見出せないのは何故なんだろう。。やっぱり今でも人と比べることで、自分の人生を楽しめていないのだろうか。
それでも生きなければいけない。
きっとこれも贅沢な悩みなんだろうな。
昼食後、しばらくテレビを見た後、また自分の部屋に戻り、昼寝をした。
寝過ぎたら夜眠れないと分かっているのに、睡魔に勝てず。。
体調が不安定なのもあるので、自分の生理現象に逆らわないようにもしているが、寝過ぎると罪悪感がある。
とりあえず起きてから、昨日読んでいた本を読み進める。
痛いところを突かれてあー。。と思いつつも、
読み進める中で、またしても励まされた。
本を読むのは遅いが、今日のように、著者の思いに触れたり、自分の知らない知識が得られたりすので、少しずつでも読書を継続していきたい。
側から見たらだらしなく過ごした一日かもしれないが、私は私。
午前中は無意味だと思っていた私の休日の過ごし方が、本を読むことで考えを改めることができた。
無意味なことなんて何一つないんだ。
私の人生もまた。
そう信じて明日を生きる。